
「シットアップのやり方を知りたい!」
「シットアップって、どんな筋トレメニューなの?」
「クランチとシットアップの違いは?」
こちらの記事では、そのような方に対して書いています。
シットアップをご紹介するのは筋トレ歴3年の中年トレーニー、朝比奈宗平です。
「あれ、シットアップの正しいやり方(方法)を知らないかも!」
どおりでトレーニング後、首が痛くなるわけです。
しかし、シットアップの正しいやり方を学んだので、頭を手で押す癖も直るはず!
そのような訳で今回は、シットアップについて学んだことを紹介します。
シットアップとは、どんな筋トレメニュー?
シットアップとは自重トレーニングの1つで、腹直筋を鍛えるトレーニングです。
もしかすると、シットアップをご存じない方がいらっしゃるかもしれませんね。
もっと分かりやすく説明するとシットアップは、体育やクラブ活動で誰もが経験したことのある状態を起こす運動――いわゆる「腹筋」のことです。
ところで、シットアップ(sit up)は「寝た姿勢から起き上がって座った姿勢になる」という意味。
単純に「上体を起こす」や「きちんと座る」と覚えておけば良いでしょう。
シットアップの効果
シットアップで鍛えられる筋肉は、腹直筋です。
シットアップで腹直筋を鍛えることによって、期待できる効果は下記のとおりです。シットアップに期待できる効果
- お腹の引き締め
- 内臓の位置を整える
- 腹直筋の強化
シットアップの種類
以前「自重トレーニングとは?内容やメニューなどを調べてみた」でも紹介しましたが、シットアップには他にも種類があります。
それはツイスト・シットアップといい、シットアップに上体をひねる運動を加えたものです。
ツイスト・シットアップは、腹直筋の両端にある腹斜筋という筋肉を鍛えることができます。
シットアップの注意点
腰を痛めたくない方や腰痛の方には、シットアップをお薦めできません。
なぜなら、基本的に上体を起こす運動は腰を痛めるからです。
また首が疲れますし、朝比奈のように手で頭を押して首が痛くなる場合もあります。
それでもットアップをするのであれば、次の節「シットアップのフォームと手順」を参考に行うようにしてください。
シットアップのフォームと手順
続いてシットアップのフォームと手順を紹介します。
ところで、準備状態では頭を上げたままにしてください。
そして、上体を起こす際は反動を利用使わず、背中を丸めることを意識するようにします。
また、一定の速度で動作を行ってください。シットアップのフロー
- まず床に仰向けになります。
- ひざの角度が90度になるように足を立ててください。
- あごを引いて頭を上げ、両手は頭を支えるようにします。
その際、両手は開いてください。
これが準備状態です。 - 息を吐きながら、さらにあごを引き頭を起こします。
- 次に開いた両手を閉じ、肩を起こしてください。
その際、閉じた肩甲骨が開くはずです。 - そのまま背中を丸めるように起こしていきます。
- 今度は息を吸いながら、ゆっくりと上体を準備状態に戻してください。
- 手順4から7を繰り返します。
シットアップの便利な器具
シットアップベンチを使うことで、シットアップの効果を上げることができます。
なぜなら、シットアップベンチを使えば頭の位置を腰より低くなり、上体を起こす際の負荷が増えるからです。
また、腰を痛めたくない方は上体起こしが楽になるイージーシットアップやワンダーコア スマートを使用されると良いかもしれません。
シットアップに関する質問や疑問まとめ(Q&A)
シットアップに関する質問や疑問をまとめました。
良かったらお読みください。
- クランチとシットアップは鍛える筋肉は同じですか?
- クランチとシットアップは、腹筋の上部と下部のどちらを重点的に鍛えられますか?
- シットアップはデクラインすると鍛えられる部位は変わりますか?
- クランチとシットアップ、ダンベルサイドベントをすれば腹筋をバランスよく鍛えることはできますか?
- シットアップとクランチは腰に負担がかかるって本当ですか?
- シットアップと腹筋ローラーは両方した方がいいですか?
まとめ
シットアップとは自重トレーニングの1つで、腹直筋を鍛えるトレーニングです。
しかし、上体を起こす運動であるシットアップは腰を痛めやすいため、腰を痛めたくない方や腰痛の方にお薦めできる方法ではありません。
以上で「シットアップとは?やり方を覚えて腹筋に刺激を与えよう」を終わります。