脂質とは体にとって欠かす事のできないものである。
なぜならタンパク質と同じく体の組織になるものだからだ。
例えば細胞膜やホルモンなどになる。
もちろんエネルギー源として使われるのはご存知のとおり。
つまり脂質とは、とても重要なものなのである。
- 「脂質とは何?」
- 「脂質と脂肪は違うの?」
- 「脂質って役に立つの?」
- 「脂質制限してもいいの?」
こちらの記事は、そのような方に対して書いています。
脂質について解説するのは筋トレ歴3年の中年トレーニー、朝比奈宗平です。
よろしくお願いします。
脂質とは体に必要な栄養素!
脂質とは体にとって必要な栄養素です。
脂質はタンパク質と同じく体の組織やエネルギーになります。
そのため脂質が不足すると体に良くありません。
もちろん食べ過ぎによる脂質の過剰摂取は太りますし健康を害します。
また肉類や牛脂、豚脂、乳製品に含まれる飽和脂肪酸の摂り過ぎも体に良くないのはご存知のとおりです。
脂質は体に必要な栄養素なので、極端な脂質制限をせず適量(1日あたりの必要エネルギーの2割5分程度)を摂取するようにしましょう。
飽和脂肪酸の多い食品は肉類、牛脂、豚脂、乳製品など。
不飽和脂肪酸の多い食品は、ナッツやピーナッツ、ベジタブルオイル、イワシ、サバ、マグロなど。
脂質が消化吸収されるまで
図のとおり炭水化物やたんぱく質と比べて、脂質の消化が始まるのは遅いです。
そのため脂質を吸収するのも時間がかかります。
油ものや焼き肉のような脂っこい料理を食べると、腹持ちがいいですよね?
これは脂質の消化吸収に時間がかかるからなんですよ。
そうそう空腸と回腸で吸収された脂質は肝臓に運ばれます。
脂質の分類と種類
脂質の役割を説明する前に脂質の分類と種類を説明しますね。
これを知っている方が脂質の役割を覚えやすくなりますよ(説明する方も解説が楽になるという利点があるのでご協力ください)
脂質は単純脂質、誘導脂質、複合脂質に分類されます。
それぞれに属する物質は下記のとおりです。
- 単純脂質:グリセロール、ステロールエステル、ロウ、セラミド
- 誘導脂質:コレステロール、脂肪酸、脂溶性ビタミン類
- 複合脂質:糖脂質、リン脂質